Yoshiのつぶやき。

今日のChez Yoshiは…

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いつの間に年老いたんだろう?いいや、まだまだ。

先週の金曜日の夜、八時頃急に、

「明日の夜、夏のコース2つお願いします」

と御予約の連絡をいただいた。


でも、金曜日の夕方5時の時点で、業者への注文は締め切られてるし。

この週末、夏のコースは通らないと、勝手に思い込んでいたので、

僕は電話を受けてすぐに、

「この時間に、電話いただいても食材が揃わないし、しかも、明日は週末なんで、市場も品薄な状態なんで、すみませんが、今からではご用意できません」

とお断りした。

すると、その常連の方は、

「分かりました。残念ですけど、じゃあ明日は、通常のコースを食べるので、予約だけ入れといて下さい」

と言って電話を切られた。


電話を切ってから、自分の中で何かがモヤモヤし始めた。


そして、自分が皆様に送った、夏のコースのはがきを、もう一度読み直した。

そしたら、どこにも前日の何時までにとか、週末は早めにご予約下さいとは、もちろん書いていない。

それなのに「夏のコースは出来ません。」と電話で対応したのにも関わらず

「それじゃあまたの機会にします」とは決して言わないで、

「じゃあとりあえず行くので、予約は入れといて下さい」と言われたわけですよ!!


僕はそんなお客様に、一体何ができるのか?


物が揃うかどうかは、問屋の都合もあるし分からへんけど、とりあえず、朝一に市場に行ってみるなり、問屋に電話してみよう。

そして、食材が万が一揃ったとしてでも、金曜の夜8時頃の時点で、スープ以外の夏のコースすべての料理、デザート、ソースに至るまで、試作して以来、何一つ仕込みしていなかったんで、夜までに全部完成できるのか、全く保証はなかった。

なんなら、昼のサービスが忙しかったりしようもんなら、込入った特別コースなんて仕込む時間なんてまずない。


やっぱり断って正解やった、うん、そうに違いない。


果たして本当にそうなのだろうか?


市場に行って、そのまま仕込み開始してみたら?

昼休憩取らずに、ノンストップでやってみたら?

あるいは、もしかしたら、昼のサービス暇かもしれん。



うん、やれるところまでやってみようと。


それで、どうしても無理なんだったらしょうがない。


この間も、昼のランチタイムに、前日の予約なしで、パスタランチを食べに来られたお客様に、咄嗟に

「パスタランチは前日予約ですよ」

と僕の口から言葉が先に出てた。

鍋にお湯を沸かしてなかったし、他のお客さんとお皿の提供がかち合ってしまったら、結構、料理を潤滑に送り出すのが困難になるからだ。

その時も一旦は断っておきながら、やっぱり何かモヤモヤしてきて

「時間かかっても問題なければ、やらせてもらいますよ」

と言い直させてもらった。

僕の性格をよくお見通しのお客様なんで、僕のこの言い直したことで、十分に僕の心の葛藤を理解してくださってたと思います。


一体、僕はいつからこんなに、危ない橋を渡らないようになったんだろう?


パスタがないんなら分かりますよ。

あるいは、予約でお客さんがほぼ満席の時に、急に言われたんやったら、断るんもしょうがないですよ。

でもみんな、多分、僕やからやってくれるやろうと、どこか思って来てくれていると思うんです。

それなのに、最近の僕ときたら、まずは口から安全パイの言い訳の言葉が出てきてしまう。

多分、狡猾というのか、老練ということになるのかもしれない。

けど、なんかそんな保険をかけている自分を認めたくないし、正直そんな自分自身が好きではない。


だから次の日、めっちゃ朝早く起きて、食材を仕入れにまわった。

昼のサービスをしながら、暇であってくれと願うと同時に、短距離走のペースで、フルマラソンを走りきるような気持ちで、もちろん休憩はなしで、久々に全力疾走で、夜のサービスまで仕込み続けた。

そしたら、昼の営業がまあまあ暇だった甲斐もあって(?)何一つ欠けていない自分の思い通りの夏のコースが完成して、ちゃんとお客さんにも提供できた。

なにか久々に清々しい達成感の気持ちでいっぱいでした。

そんな気持ちで作り上げた、今回の渾身の夏の特別コース、解禁です。

下の写真は、その日のお客さんが撮ってくれました(スープは除く)


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P.S.とは言っても週末なら金曜日の15時ぐらいまでにご連絡いただけると相当助かります(笑)
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  1. 2013/07/27(土) 21:43:32|
  2. 未分類

やるかやらんか迷ってるなら、やったほうがいいんです

皆様おハガキ届きましたか?

お陰様で、パスタランチの方は、史上稀にみる絶好調の滑り出しです。

この二週間足らずで、ご予約の分も含めますと、すでに去年の夏の特別コースくらい売りました。

やっぱり、皆さんパスタ好きなんですね(^^)

少しだけ、悩んだりもしたんですが、結果パスタやってよかったです。

でもね、最初はやっぱりどうなんかなと思ったりもしたんですよ。

うちはフランス料理やしとか、おとなりさんのこともあるし、とか思って。

でもまぁ、Chez Yoshiの会員様限定やし、まあこの暑い間くらい、ノリでやるのも面白いかなと。

あとは、やっぱりパスタってわかりやすいんですよ、うまいのか、まずいのかが。
もちろんその人の好みとかにもよるんでしょうが。

例えば、フランス料理屋で、「タイのポワレ、あさりのブールブランソース」って言われたところで、

「はあ?」としかならないじゃないですか。

おそらくほとんどの人にとっては、初めて口に入れるものであろうかと思うし、あまり比べようがないんですよね。

でも、パスタとなると、話が早くて、トマトかクリームかオイルでしょ、結局大きく分けて。

そうなると伝わりやすいし、比べやすいんですよね、やっぱり。

僕もお店やって12年目。

そろそろもうちょっと評価されてもいい時期です(笑)

そしたら、いくらフランス料理の畑でやっていても、評価してもらえなければ、手っ取り早くパスタなんかするのも〝ひょうたんからコマ″で、結構評価されるし、面白い感じに、自分では楽しんで作ってます。

まぁ、僕が調子に乗りすぎて、イタリアの国旗を店頭にかかげださへん程度に、評価してやってください(笑)

打って変わって、夏のコースは、すべてのお皿において、サッパリを意識しながらも、思い切りフレンチしてますんで、そちらの方は、ぜひぜひ期待して、ハードルあげといてくださいませ。

ではでは、2013年 夏の特別コース&お昼のパスタランチで、皆様のお越しを心よりお待ちしております。



≪夏の特別コースMenu≫

前菜 塩漬けダラのクロケット ポルトガル風トマトソース

スープ 週変わりの冷製スープ

魚料理 白身魚のクネル(ムース) ソース・ナンチュア

肉料理 コールローストビーフ ソース・ターター・オー・ゼルブ

デザート グレープフルーツのクリームココット マンゴーシャンパンのグラニテ 

コーヒーorフレーバーティー    

   パン

     ¥6000ー(税込)


≪夏季限定ミニパスタランチ≫

  前菜2品(温・冷)
  本日のスープ
  日替わりパスタ 
  ミニデザート
  
     ¥1800ー(税込)    
  1. 2013/07/17(水) 20:00:30|
  2. 未分類

僕が、『○○産の~です』と、あまり言わない訳

こないだ、コンビニで掛け持ちバイトしている学生の子が、

「シェフ、これうちのコンビニの新商品なんですよ」

と言ってカレーパンを持ってきてくれた。

僕は

「ありがとう、そこに置いておいて」

と言って、袋の中を見ようとしなかったら、その子が

「シェフ、見てくださいよ!きっとシェフが嫌いそうなカレーパンですよ」

と言って、仕込みしている僕の目の前まで持ってきてくれた(はい、なかなかの邪魔です・笑)

僕は、

「どこが僕が嫌いそうなん?」

と言いながら、カレーパンの包装を見てみると、


”近江牛入りカレーパン”

と書いてあった。


「あぁ、確かに俺嫌いやわ、なんでわかったん?」

と聞いたら、

「シェフ、普通の人が喜びそうなの嫌いやし、なんちゃら牛とかいうの嫌いでしょう?」

と言われて(笑)


半分はあってるんやけど、半分は間違っているですよね。


僕は、決してみんなが好きそうやから嫌いなんやなくて、皆が好きそうなものの中に嫌いなものが多いだけなんです。


えっ、分かりにくいですか??


結果は同じ事かもしれないけれど、僕は別に宮本亜門みたいに、『違いがわかる男』とは思っていないし、自分が思う味が、一番正しいとか、流行るとか言うつもりはさらさらない。

そんな事言う人って、大概、胡散臭い人ばっかりやないですか。

皆さんは、”近江牛入りカレーパン”と書いてあって、やっぱり、普通のよりかは美味しいと期待するもんなんですかね?


僕は、育ちが悪いのか、それとも性格が悪いのか、はたまた、職業的視点からか、あえて、近江牛入りと書いてあることに、どうしても引っかかってしまうんですよね。

もちろんコンビニなんていうところは、商品開発部という部署があって、次々に新商品を発表していかなあかんと思うんですけども、

”近江牛入り”とうたった瞬間、その商品は開発失敗やと思うんですよね、僕は。

カレーパンの宣伝をしなあかんはずやのに、近江牛の力を借りておいて、

『だから、カレーパンも美味しいでしょ?』

と言うてる気がしません?

いわば、≪虎の威を借る狐≫です。

要は、カレーパン本体の味に、自信が無いことの表れやと思ってしまうんです。

近江牛って表記することによって、 『不味い』と言えないような雰囲気を作っておいて、パンの中に多少大きくカットした肉(近江牛らしき?)の食感をわざと残しておいて、もはや、これを『美味しい』と言わなければ、「お前は味が分かっていない」とかいう強迫観念に訴えかけてくるみたいな気がしません?(笑)

あ、話は変わりますが、
同様な理由から、Chez Yoshiでも、なるべく「○○産」というようなメニュー表記はしないようにしています。

それは、「○○産のお肉です」とか、説明されたところで、大方の人にとっては「はぁ?」てな感じですよ。

それなのに、たいそうに「○○産の」と言う事によって、『この肉知ってますよね?』という人の知識を試しながら、どんどん美味しいと言わなければならない空気に追い詰められていく。

それならば、美味しいかどうかもまだ分からない説明をクドクド続けるよりも、どの部位を使っているとか、どんな調理法だとかを、説明した方がよっぽど良くないですか?

極端な話、その説明すらも、疎ましいと思う人もいるだろうし、結局のところ、なんたら産とか大層にうたったところで、要は、旨いか、不味いかなんですよ。

Chez Yoshiでは、逆に、黒毛和牛のビーフシチューを、ビーフシチューとしか表記していません。

それは何故かと言うと、、、

あ、いまからちょっとやらしい言い方になりますよ。

いま、心にゆとりが無い人は、ここから先は読まないで下さいね(笑)


それは、○○産とか、○○牛とか、そんな威を借りなくても、本体そのものに自信があるからです!!!!(格好ええ~・笑)

なんとか産の肉、魚を使わなくったって、普通にいい食材さえ仕入れていたら、そんじょそこらのブランド肉や、魚をただ焼いただけの料理よりも、Chez Yoshiは負けませんから v( ̄^ ̄)

さて、バシっとキマった(?)ところで、近々告知のハガキをお送りします。

ブランドの食材を一切使わず、私が吟味した食材だけを使って、低コスト化に努めた夏の特別コースです。
5,000円を切る値段で検討中です。

あと、遊びで、この夏限定で、面白い事をしようと思ってますので、期待していてください。

ブログ書かずにサボっているだけではありませんよ(笑)

では、また近々、お葉書でお会いしましょう。


代筆:腕が無くても美味しくなるかもしれないなら、ブランド肉を使いたいけど、お金も料理する勇気もないので、やっぱりスーパーの安売り肉を買う平日昼間の主婦のパート
  1. 2013/07/05(金) 20:15:46|
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