Yoshiのつぶやき。

今日のChez Yoshiは…

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味の着地点

パリで出会った友人と、その友達のフランス人が、東京から食べに来てくれた。
事務的な用事もあったんですが、僕は久々の知らないフランス人がお客さんだとあって、朝からテンションはMAXやって。

かといって、フランス人だからといって、特別な料理を用意する訳ではなく、日々のシェヨシのメニューから、フランスらしいお皿をチョイスするだけでして。

あとはただ、昼間から、一緒になって飲んだくれてるだけです(笑)

そうすると、あっという間に打ち解けて、フランス語で、バカな話がとまらなくなり、最後にはアドレスを交換して、バイバイってなるんです。

なんて、単純な国民性でしょう(笑)

でも、僕は彼らのそういうラテンな所一貫して、大好きです。


もちろん、フランス人でもシャイな人はいるし、社交的でない人もたくさんいます。

ただ、日本人と比較すると、そういう所の壁が低いんではないでしょうか?

まぁ、国民性なんていう言い方をすると、どうしても大雑把なくくりになってしまうんで、そんな感じかぁ、って程度に聞いといて下さい。

ただ、僕にとって、そんな軽い感じで受け止めることが出来ないものがあります。

それは、どんな性格のフランス人であれ、シェヨシに来店してもらえる数少ないフランス人の方の、料理への評価です。

僕はいつも言ってるかもしれませんが、シェヨシのほぼ全ての料理を作る時に、

『この料理、フランス人なら、どう思うやろうか?パリの店で提供出来るかどうか?』

っていうことを、非常に気にしています。

うちの店にフランス人なんて、ほとんど来ないんですけどね(笑)

日本でフレンチをやる以上、全くジャパニーズナイズするのをやめる、って言うのは、ほぼ不可能なんで、多少の味のアレンジは必要不可欠です。

でも、さっき僕が言ったみたいに、フランス人の評価を常に気にするっていうのは、自分の中で、シェヨシオープンから常に、大切にしている所でして。

普通にしていると、やはり日本にいるんだから、自然とジャパニーズナイズされていくんです。

僕だって、大福を食べたり、ブリの照り焼きを食べた後に、フレンチの味付けをしたりする時も、やっぱりあるんです。

当たり前のことですが、フランスで働いて時は、絶対に無かった環境です。

そうすると、いくら本場フランスで修業といったところで、いい悪いは別にして、自然と日本よりの味になってくるんです。

だから、僕がフランス人の料理の評価にこだわるといっているのは、ジャパニーズナイズなんて、日本で住んでいる以上、意識しなくても、自然と出来てるはずなんだから、せっかくフランス料理屋やってんやから、思いっきりフレンチやったろうぜ!!という僕なりのこだわりというか、当たり前のことです。

ジャパニーズフレンチっていわれたら、すごく嫌やし、かといって100%フランスにいた頃と同じ事が出来ているかといわれたら、野菜、乳製品が、明らかにフランスの方が、クオリティーが高いんで、それらを全て輸入品に頼るというのは、コストの面で、不可能やし。

多分日本でフランス料理屋をやっている人達は、常にそのジレンマと戦ってるんではないのでしょうか?

ちなみに、シェヨシのフレンチは、日本人とフランス人の味覚のちょうど真ん中の地点から、フランス人の方に、ちょうど半分寄った地点辺りに、着地点をおけるように、意識してやってます。

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  1. 2012/03/23(金) 13:57:45|
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