Yoshiのつぶやき。

今日のChez Yoshiは…

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ラトリーユ君


久々に東京で働いている、フランス人の友人と飲んだ。

朝一で、飛行機で上京して、上野辺りに集合して、安い立ち飲み屋から始まって、山手線沿いに5駅ぐらい歩きながら、道中立ち止まっては飲み、歩いては飲み、してきました。


一週間ぐらい前にいきなり、その友人からメールが入って、

「2月中に会えたら会おう」と言われ

2月は、確定申告や市民検診やなどが色々あるので

「来月じゃあかん?」と返信したら、

「3月にフランスに帰ることになったし、じゃあまたフランスでゆっくり会おうか」

と返事が返ってきて。

「いやいや、いきなりなんなんそれ」と思って、取りあえず電話した。


彼の仕事の立場上、あまりこのような公の場で、まだ詳しいことは書けませんが、要は彼にとってハッピーな帰国だったみたいです。


思えば、僕と彼が出会ったのは、僕がフランスに行ってすぐだったので、もう20年近くの付き合いになる。


その頃の彼は、ジュッシュー大学で、日本語を学ぶ大学生だった。

僕はといえば、フランスに渡って3ヶ月ぐらいの頃なので、フランス語なんてほとんど喋れず。

彼は彼で、日本語を3年ぐらい勉強していたが、話す機会がほとんどなかったので、
2人とも今でも、一番最初に会った日の、辞書を見せ合ってコミニュケーションを取った、悪夢のような疲れたカフェでのことを、まるで昨日のことのように覚えています(笑)


それから1、2年は僕はレストランで、コミーと言われる一番下っ端やったし、彼は学生だったので、今思えば一番頻繁に、会うことができた時期でした。


その後、彼はその頃、フランスには兵役があったので、福岡に日本語の講師として2、3年勤めるために日本に来て、
もちろん、僕はパリにのこって、レストランで、スーシェフ、シェフと務めることになるので、その間は全く会えませんでした。


で、ある日突然、彼から電話があって、

「結婚するし、良かったら日本に来れる?」と打ち明けられ、

ちょうどその頃、このままパリで仕事を続けるか、日本に一度戻るか、悩んでいた僕は、

いい機会なんで、一時帰国とかじゃなくて、どうせなら完全帰国しようと決心し、6年ぶりに日本に戻ってきた。


彼の結婚式までの間、フランスから駆けつけた彼の両親と、日本人の奥さんの両親の通訳も兼ねがてら、福岡で1週間ぐらい一緒に過ごした。

多分、僕たちの2番目にゆっくり会えた時期でしょう。

そして、その後彼は、兵役が終わりフランスに帰り、僕はご存知シェヨシを開いて、それから6年ぐらいの間は、僕がフランスに、バカンスに行った時に会うぐらいでした。

今から6、7年前に、彼が日本勤務を希望して、日本に配属が決まり東京に住みだした。

ちょうどその頃、僕に子供ができたりして、結局この6年間でもゆっくり会えたのは、ほんの2、3日の間だけぐらいでしょうか。


でもね、友人て会った総時間数や、何年前から知っているか、ということじゃないじゃないですか。


彼とは、何か特別なものを感じるんですよね。


多分、お互い言葉がほとんど通じないところからスタートして、語学が同じスピードで上達して、(今では彼の日本語の方がずっと上手ですが、、笑)

お互い自分の国では、外国語で喋り合って、伝わらないのをいいことに、電車で隣に立っている人の悪口を、大声で言って楽しんだり(笑)、

彼が日本で結婚したとき手伝い、僕がフランスで結婚式した時、手伝ってもらったり。

人生の節目節目には、彼がいた。


学生と研修生やったコックが、アジアの責任者と、一応なりともオーナーシェフになって。

しかも、この数年で、僕はただシェヨシをずっと維持してただけなのに対して、

彼は日本で確実にキャリアを積み重ねて、アジアの責任者までとなった。

言葉なんていらなくて、彼がいるというだけで、お互いに良い刺激をし合って成長出来ているんではないでしょうか。


これからもきっと僕たちは、そんなにゆっくり会える機会は、あまりないんでしょう。

だって、同じ街で過ごしたのなんて、最初のほんの1、2年やったし。


それでも、この間あった時に話したんです。


「僕らがすれ違うのは、それは今そうしなあかん時期や、ということなんやろうね。いつかもしかしたら、一緒に何かできるような時期が来たら、ぜひやろうよ。それまでお互い行けるとこまで行こうよ。」と。


何となく、彼に置いて行かれたと寂しくなってた、自分が恥ずかしい。


さあまた追い抜き返してやろう!!


今日、 今これを書いている時、6、7年ぶりに、フランスに帰る空の上にいるラトリーユ君。


君が最後に僕にくれた、懐かしいおもむき深い日本語を、そのまま君に贈ろう。


『達者でな!!』


また会う日まで。
スポンサーサイト
  1. 2014/03/05(水) 23:19:47|
  2. 未分類
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。